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新春のミナミを彩る、十日戎の宝恵かご(ほえかご)行列は、1月9日(日)開催

 新春のミナミを彩る宝恵かご行列は、2011年は1月9日(日)です。10時30分に戎橋の舞台に行きましょう。

江戸時代に始まったミナミの一大イベント

 宝恵かご行列は、200年以上前、大阪ミナミの芸妓たちが派手にかごをくり出して今宮戎神社に参詣したことに始まります。最盛期は明治・大正・昭和の戦前、百挺ものかごが華麗さを競ったといいます。

 伝統は今日に引き継がれ、芸妓衆、松竹新喜劇、松竹芸能、吉本興業のスターやタレント、野球や柔道の選手、福娘、ミナミの商店街の人たちが参加します。

【コラム】今宮戎神社
 天照皇大神・事代主命(ことしろぬしのみこと=えべっさん)・外三神をお祭りしています。聖徳太子が西暦600年に四天王寺を建立する際に、その西方を鎮護としてお祀りされたのが始めと伝えられています。
 左脇に鯛を右手に釣竿をもつ戎さまは、漁業の守り神で、福徳を授ける神、商業の繁栄を祈念する神としても厚く信仰されるようになりました。

カゴ行列と一緒に、参詣しよう

 戎橋から今宮戎神社まで、「ほえかご、ほえかご」と声をかけながら1時間少しで巡航します。

■出発式(9時50分):道頓堀川の遊歩道で行われます。

■行列がスタート(10時:宗右衛門町(そえもんちょう)・太左衛門橋(だざえもんばし)北側):慣わしに従い、出発前に芸妓を乗せた宝恵かごを持ち上げます。このあと、宗右衛門町から堺筋を通り道頓堀を進み、戎橋の舞台に向かいます。

【コラム】料亭・南地大和屋
 明治10年に創業、やがて芸妓養成学校をつくり、昭和28年には全国花街連盟を立ち上げ、芸妓の社会的地位の向上や全国の花街の発展に尽力しました。
 大阪の大和屋の芸妓といえば、芸の質の高さから、全国から一目置かれる存在だったといわれます。昭和初期に南地五花街の芸妓は3,000人にのぼりました。
 花街の近代史の中で、南地大和屋は大きな存在であり、宝恵かご行列の発展にも大きく尽力してきました。

■戎舞台(10時30分過ぎ):戎橋の南側に、舞台が設けられます。文楽、歌舞伎役者、芸能人などが挨拶し、宝恵かごの出発を祝います。

■戎舞台を出発すると、行列は、戎橋筋商店街を通り南へ進みます。千日前大通りを渡り、難波センター街を左折して東へ進み、千日前筋を南下、なんばグランド花月を経て、なんば南海通りを南海難波駅の方面に向かいます。高島屋の前で左折、なんさん通りを南下していきます。

■境内に近づいたらかごを降りて、徒歩で向かいます。広田神社の横を通り、人出をかきわけながら今宮戎神社の境内に。本殿の前で芸妓の宝恵かごを駕籠上げし、参詣を致します。

■帰路は、屋台でにぎわう道を北上します。なんばシティの中を通り、高島屋、なんばマルイ、戎橋筋を北進し、戎橋に到着するのは13時30分頃。

【コラム】宝恵かご行列の種類
◎お多福
 多くの福を呼ぶ縁起物の「お多福」が先頭を進みます。大阪の昔の日本美人の象徴で、商売繁盛と招福開運の奉穰として親しまれています。
◎福みこし(鯛と山車)
 起請文(きしょうもん)の矢をこの駕籠に託して、今宮戎まで持参してもらいます。福娘に預けていただいても構いません。
 花街の近代史の中で、南地大和屋は大きな存在であり、宝恵かご行列の発展にも大きく尽力してきました。
◎駕籠の面々
 駕籠は、宰領(行列の仕切役)を先頭に、駕籠が次々に加わります。やがて行列は数百メートルに及びます。
 今回駕籠に乗るのは、平松邦夫大阪市長、日本舞踊上方舞山村流家元の山村若さん、NHK連続テレビ小説てっぱんヒロインの瀧本美織さん、オリックスバファローズのT-岡田さん、OSK日本歌劇団の桜花昇ぼるさん、松竹芸能の笑福亭鶴二さん、文楽劇場の文楽人形、テイチクレコードの菊池まどかさん、福娘代表の川上実津紀さん、さらに大阪松竹座、毎日放送ちちんぷいぷい、講道館、吉本興業のご代表、そして商店街を代表する女性が参加を予定しています。

■夜の宝恵かご: 19時から、宗右衛門町~道頓堀を山車(やまぐるま。みこしの一種)4挺が回ります。提灯の明かりで灯された山車が巡行する風景は、ミナミらしいあでやかさを感じます。

●2011宝恵かご行列ルートマップ(日本語版)がPDFでご覧いただけます。

主催:宝恵かご振興会
写真:今宮戎神社・宝恵駕振興会

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